「未来へはばたけ新たな技術」をテーマに、平塚市内外の企業や大学が独自の技術や活動を紹介する「湘南ひらつかテクノフェア2018」が10月18日〜20日、ひらつかサン・ライフアリーナ(中堂246の1)で開催される。各日午前10時〜午後5時(最終日は4時で終了)。入場無料。平塚商工会議所の主催。
新たな販路拡大や事業展開を見据える企業間の商談や交流の場と同時に、自社の商品やサービスを市民に知ってもらう機会として毎年開かれ、昨年は3日間で延べ7千人が来場した。
14回目となる今回は、108社が出展する予定。2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを平塚で実施するリトアニア共和国は昨年に続いて参加、同国が世界に誇るライフサイエンスや光工学(レーザー)分野、ICT分野などの最先端技術を紹介する。
親子で楽しむイベント満載
各社がブースに分かれて自社製品や事業内容を紹介するほか、一般市民むけの企画も用意。20日には限定企画として▽市内食料品製造業5社が製品を展示・販売する「食品展示・販売特別ブース」(午前10時〜午後4時)▽撮影した写真を缶バッジやカレンダーなどのグッズに加工してもらえる「日産懐かしの名車〜はたらくクルマ撮影会」(午前11時〜11時30分/午後1時〜1時30分/2時30分〜3時・数に限り有り)▽平塚工科高校によるソーラーカーのデモ走行(2時〜2時30分)などを予定。
さらに、ものづくり体験コーナー(20日のみ)、ロボット体験コーナー(3日間)など、子供も楽しめる企画も多数用意される。
専門分野を詳しく解説
テクノフェアでは、識者を招いての講演会も見どころの一つ。初日には武州工業(株)代表の林英夫氏が基調講演。午前11時30分〜午後1時。国内生産で世界に対抗できるコストを実現する「独自生産方式とIOTを活用した生産性向上への取り組みと成長分野への参入」について解説する。
19日には東海大学工学部教授の木村英樹氏による産学公講演会が開かれる。午前11時〜正午。「太陽光発電と省エネルギーを組み合わせたソーラービークルの可能性」をテーマに同大におけるソーラー無人飛行機とソーラーカーの開発最前線を紹介する。
19日は「平塚市イノベーションスクール」も開講。午後0時30分〜1時30分。首都大学東京経営学研究科教授の竹田陽子氏が、スタンフォード大学のd・schoolで有名な「デザイン思考」について専門家の立場から詳しく解説する。
問い合わせは平塚商工会議所 地域振興課【電話】0463・22・2512。
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