県政報告 市内道路の将来計画 県議会議員 森正明(自民党)
地域経済の活性化や生活利便性の向上、地域間交流の促進、大規模災害時の救援ルートの確保など、道路網の拡充はあらゆる面で地域に恩恵をもたらします。平塚市の道路整備は今後、どのように進むのでしょうか。
◎みちづくり計画
県の「かながわのみちづくり計画」に位置付けられた主要道路の一つとして、市内では「湘南新道」があげられます。
湘南新道は、さがみ縦貫道路の寒川南ICへのアクセス道として、市内四之宮から万田まで東西約7・7Kmを結ぶ計画です。県は現在、国道129号の東真土二丁目交差点から県道606号(大島明石線)西真土までの約1・3Kmの区間で用地取得を進めています。将来的には、県道の平塚伊勢原線や平塚秦野線にもつなげる方針です。
県道63号の吾妻橋や中沢橋交差点付近の道路改修もみちづくり計画の中に位置づけられ、整備が着々と進んでいます。
◎ツインシティと道路
現在整備中のツインシティ大神地区は2020年、まち開きを迎える見通しです。神奈川県を訪れる人の南ゲート(入口)として、鉄道駅や道路を整備し、交通の結節点としての機能を果たすことが期待されています。
大神の周辺道路は寒川町を新橋で結ぶ計画。さらに大神と伊勢原市街地を結ぶ道、大神と市内西部地域を結ぶ道、県道606号から愛甲石田(国道246号)まで結ぶ道について、県と市が検討を進めているところです。
◎観光客誘致も工夫を
交通網を整備するだけではなく、これを活かす取り組みが必要です。
早期4車線化が実現した国道134号はさがみ縦貫道の開通に伴い、北関東などからのアクセスが増えています。しかしこのままでは、箱根や伊豆方面への通過道路になりかねず、観光客誘致の工夫が求められます。
平塚は、海水浴場や漁港、湘南平をはじめ、七夕まつりや湘南ベルマーレ、商工農水産業など魅力的な資源を有しています。東京五輪ではインバウンドの取り込みも期待できます。地元県議として県と市のパイプ役となり、観光活性にも取り組んでまいります。
湘南ベルマーレはYBCルヴァン杯で優勝、私がコーチを務めていた1994年の天皇杯以来の国内タイトルを奪取しました。今週末の名古屋戦ではJ1残留を決めてくれるはず。がんばれ!
■企画・制作/森正明事務所【電話】0463・21・8655【FAX】20・2002【URL】
www.morimasaaki.net
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