八幡山の洋館(浅間町1の1)は、2001年9月に起きたアメリカ同時多発テロをきっかけに始まった「セプテンバーコンサート2020」を同館第一会議室で27日(日)に開く。世界平和を希求しようとNPO法人「国境なき楽団」がニューヨークで05年に始めた取り組み。共鳴した同館が同年から毎年9月に主催している。
同館は明治時代に火薬工場の食堂・ホールとして建てられ、昭和時代には火薬廠が発足したことから高等官の集会所として使われていた歴史がある。袴田明典副館長(71)は「もともと戦争のために作られた建物。負の遺産の反省として世界平和を願っていると発信したい」と話した。
今年は感染症拡大防止の観点から出演者は招かず、誰もが自由にピアノとマイクを使えるオープン参加の形式をとる。楽器の持込も可能。申込は不要、参加費無料。定員は20人。時間は午前10時〜午後8時。
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