第14回オープントーナメント全日本ウェイト制空手道選手権大会=11月10日、平塚市総合体育館=で、袖ヶ浜の極真空手道場「清武会」で指導する小野寺建さん(40)=写真・寒川町在住=が体重75kg以上の無差別級で5連覇を果たした。
同階級には100kg超の大型選手ら、国内外から23選手が出場。直接打撃制でダウンを奪い合う肉弾戦を繰り広げた。
出場選手の中で身長177cm、75kgと体格で劣る小野寺さんは「相手の気や動きを察知して技を受ける」という技術でカバー。得意の左回し蹴りなどを駆使して4戦全勝し、「空手は身体的に優れた人が強いわけではない。それを体現できた」と胸を張った。
小野寺さんは高校生で清武会に入門。20年間、平塚道場などで指導員を務めている。「教えている子どもたちの成長していく姿を見るのが、今は何よりも嬉しい」と目を細める。
同大会は自身の所属道場が主催で連覇への期待も大きかった。小野寺さんは「観戦する後輩に恥ずかしくない試合、良い影響を与える試合をしたかった」と結果に胸を撫で下ろしていた。
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