富士にダイヤの冠
山頂に沈む太陽が宝石のように輝く「ダイヤモンド富士」（４月５日撮影）
富士山頂に太陽が重なる現象の「ダイヤモンド富士」が５日、市内土屋と大磯町の境で観察された。
文化遺産に登録された世界の宝に光の王冠が載り、空をオレンジ色に染めながら輝きを放った。帰宅途中に車を止めて友人らと眺めた地元の男性は「今日がダイヤモンド富士の日とは知らなかった。初めて見ることができて感激」。夕暮れ時の天体ショーは５分ほどで終了した。
ダイヤモンド富士は、西か東の方角に富士山が見える場所で年２回、気象条件などが揃えば観察できる。市内で次に見られるチャンスは９月上旬〜半ば頃。
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