撤去される宣言塔
平塚市は国道１２９号線の拡幅に伴い、核兵器廃絶平和都市宣言塔の撤去費用を補正予算案に計上した。
撤去対象の宣言塔は、「新吉際入口」信号付近にあり、１９９０年度に設置。高さ３・８ｍ、幅０・６ｍで、看板２面に「美しい地球を守るため核兵器の廃絶を」「核兵器廃絶平和宣言都市 平塚市」と記載されている。
市は、サビなどの腐食進行を理由に修繕不可として、移設ではなく撤去に踏み切った。撤去および処分委託料は25万円を計上しており、今年度中に着手する予定だ。
宣言塔の設置は、非核三原則の順守などを願って平塚市が宣言した「核兵器廃絶平和都市」の普及を目的に、１９８７年度に始まった。市内に７カ所設置されている。
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