平塚産のブランド米「はるみ」が収穫シーズンを迎えた。18日、湘南ライスセンター株式会社が管理する城島地区の田んぼに生産者らが大型のコンバインを走らせて、黄金色に実った稲穂を次々と刈り取った=写真。
米農家の片倉保さん(67)は、「減農薬にこだわり、美味しい米づくりに取り組んできた。地元で生産された米を地域の皆さんに食べてもらえたら嬉しい」と頬を緩ませた。
市内の水田では近年、外来種のジャンボタニシが発生。植えたばかりの苗を食い荒らすなど収穫量へ被害を与えるなど、生産者らを悩ませている。暖冬の影響で今年も大量に発生したが、JA湘南では2020年度米の出荷量を1241・4トン(内のはるみ966・7トン)と予想、例年並みと見ている。
「はるみ」は日本穀物検定協会の食味ランキングで2016年から2年連続で最高評価の「特A」を獲得するなど、「冷めても美味しい」と人気の品種。10月2日から「あさつゆ広場」で新米の販売が開始される。
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