太陽光発電 補助申請が好調 二宮町では受付終了
夏の電力供給量不足が懸念されるなか、各自治体が実施している住宅用太陽光発電システムの設置費補助事業に申請が集まっている。二宮町では予算額に達する27件の申し込みがあり、今年度の受付をすでに終了した。
二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして注目が寄せられている太陽光発電システム。東日本大震災の影響による計画停電と原発事故の発生を受けて、非常時に自宅で電力をまかなえる同システムや、より安全なエネルギーへの転換に関心が高まったことが、申請件数を伸ばしている背景にあるようだ。
大磯町環境美化センターによると、同町への申請は5月16日までに24件。申請枠は昨年度より5件多い40件で、あと16件を受付。
二宮町では受付開始の4月1日から1週間程度の間に、募集枠25件の約半数にあたる申し込みが集中した。5月16日時点で受付は終了しており、補助予算を限度いっぱい使って27件に交付する予定だという。
今年度は補助予算260万円を用意している中井町。5月13日までに13件の申請があり、残り12件まで受付中だ。
3町いずれも補助金額は県の補助金と組み合わせて最大10万4千円。同時に国の補助制度を利用することもできる。交付対象は申請年度内に設置工事の完了またはシステム付き住宅の購入が完了できる町民。申請手続きは工事を始める前にする必要がある。
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