安全安心なまちづくりを掲げ10年 にのみやアクティブクラブが発足10年
安全・安心なまちづくりを旗印にボランティア団体として二宮町内で活動している『にのみやアクティブクラブ』は、今年発足10年を迎えた。このほど発足当初から現在に至るまでの活動の記録をまとめた記念誌を刊行した。
緑のジャンパーと帽子姿がトレードマークの『にのみやアクティブクラブ』のメンバー。平成13年、『にのみやアクティブクラブ』は、当時の古澤吉郎町長の指示で協働のまちづくり推進の一端を担う先導的なボランティア団体として発足した。メンバーは、元学校長・警察官、現役を引退したサラリーマンなど多種多様。活動は、定期的な町内清掃のほか壁の落書き消し、児童の下校見守り、夜間パトロール・青色パトカーによる巡回パトロールなど。「発足当初は元校長や高齢の男性が町内清掃活動をしている光景に異様な印象を受けたのでは」と語るのは現在リーダー(4代目)を務める山口眞弘さん。しかし、発足当初からの一貫した活動に加え、近年の二宮高校生自転車通学安全走行指導、各種フォーラム開催など活動の幅を広げた結果、「今では町民からも声をかけられるようになりました。活動が認められてきたかな」と。「目まぐるしく変化する社会において、安全安心の町の実現は永遠の課題。安全安心のまちづくりのためのキーワードは地域コミュニティの確立ではないでしょうか。にのみやアクティブクラブは、今後も地域コミュニティ形成の核となり、より快適な地域社会実現のため継続的に活動をしていきたい」と話し、今後の活動について「継続こそ大事」と強調した。
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