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二宮町 ガラスのうさぎ像 千羽鶴に平和の願い込め

社会

公開:2022年8月12日

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JR二宮駅南口のガラスのうさぎ像と千羽鶴
JR二宮駅南口のガラスのうさぎ像と千羽鶴

 JR二宮駅南口に建つ「ガラスのうさぎ像」の周りに千羽鶴が飾られている。二宮町内外の個人と学校、団体らが平和への思いを込めて製作。8月1日には村田邦子町長や協力者、町職員らが集まり、飾り付けを行った。終戦の日の8月15日(月)まで飾られている。

 千羽鶴の装飾は今年で13回目。毎年、町民から寄せられた千羽鶴を町のボランティアが、町立小中学校5校の子どもたちが作った折り鶴は二宮高校の生徒が糸を通して束ねている。

ラディアンで関連展示も

 ガラスのうさぎを抱く少女像は、高木敏子さんが戦争体験をもとに書いた『ガラスのうさぎ』に由来。1945年8月5日、二宮町に疎開していた高木さんは、二宮駅周辺を襲った米艦載機の機銃掃射で父を亡くした。像は平和と友情の象徴として、町民と全国からの募金によって1981年に建立され、今年で41年を迎える。

 3日から5日には、二宮町生涯学習センターで「第31回ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい」が催され、ガラスのうさぎ像に関連した資料展示や、アニメーション映画の上映などが行われた。館内では、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの平和を願って、同国の国旗にちなんだ青と黄の千羽鶴が飾られる場も設けられた。

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