神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ふれあいから学ぶ命の尊さ 大磯中学校で『思春期ふれあい体験』を実施

公開:2011年3月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
赤ちゃんを抱く生徒
赤ちゃんを抱く生徒

 大磯町立大磯中学校(熊澤久校長・生徒399名)で2月28日、妊娠や出産について学ぶ『思春期ふれあい体験』の講義が行われた。生命の尊さや妊婦に対するやさしさ、思いやりの必要性を学んでもらおうと大磯町保健センターの保健師、助産師、看護学生らが指導にあたった。また今回の講義では、町内に住む妊婦や生まれて間もない赤ちゃんも参加。生徒が実際に触れたり抱いたりするなどふれあいもおこなわれた。

 講義に参加したのは3年生の生徒117人。まず、助産師が妊娠から出産までを図解や模型を使って説明。その後、妊婦や赤ちゃんを連れたお母さんが登場し、実際に生徒が妊婦さんのお腹に触れたり赤ちゃんを抱いたりした。 

 「お腹の子どもが元気で良く蹴ったりするのよ」と出産を5月末に予定している妊婦の話を聞きながらお腹に触れた上野さんは「赤ちゃんがお腹を足で蹴るのがわかった」と様子を話した。また、生後3ヶ月の赤ちゃんを抱いた田中君は「赤ちゃんは見た目より重かった。抱いた感触は柔らかい」と話していた。また、益川君は「以前赤ちゃんを抱いたとき泣いてしまった。今回も泣かれるか心配だったけど、泣かなくて良かった」と安堵の表情を見せていた。今回の講義に協力したお母さんは「思春期の子どもたちにとってはこの講義はとても意義のあることだと思う。協力をお願いされたとき模型や教科書だけではなく、実際に触れたりすることは生徒たちに良い経験になればと思い協力しました」と話していた。その後、生徒たちは妊婦の気持ちを体験しようと7kgの妊婦体験ジャケットを装着し妊婦を擬似体験した。

 熊澤校長は「実際にふれあう経験をすることが少なくなっている今、子どもたちにとって貴重な体験となったのでは」と話していた。

top1_cs01_0304.jpg

妊婦のお腹に手をかざし赤ちゃんの動きを感じる生徒

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

よさこいの熱気、今年も

よさこいの熱気、今年も

2会場で6月2日開催

5月23日

週末は「本」に浸ろう

大磯町

週末は「本」に浸ろう

ブックマルシェ18日、19日開催

5月17日

朝鮮通信使から見る宿場

大磯町郷土資料館

朝鮮通信使から見る宿場

兵庫県の市民団体が展示協力

5月17日

ランク戦でTKO勝利

湘南龍拳大橋波月さん

ランク戦でTKO勝利

ライトフライ級8位に

5月10日

後期 きょうスタート

大磯オープンガーデン

後期 きょうスタート

花の変化楽しむ 12日まで

5月10日

母校に「ただいマーティン」

大磯高校

母校に「ただいマーティン」

出身タレントが凱旋授業

5月3日

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook