小・中、学級・学年閉鎖も インフルエンザ 教育現場に影響
インフルエンザが猛威をふるっている。大磯町、二宮町、中井町内の小・中学校でもインフルエンザにかかる子どもたちが増えており、学校によっては学級閉鎖・学年閉鎖するなど教育機関に影響が出ている。
大磯町・二宮町内の小・中学校では、2月7日までの調べで大磯小学校は2年生、3年生、5年生各1クラス、国府小学校は3年生と4年生各1クラス、大磯中学校は1年生1クラスと2年生2クラスが学級閉鎖。二宮小学校は1年生2クラスと3年生3クラスが学級閉鎖、二宮中学校は1年生と2年生が学年閉鎖、山西小学校は3年生1クラスが学級閉鎖、4年生は学年閉鎖となった。中井町内の学校は2月6日時点では、学年閉鎖や学級閉鎖こそまだないが、風邪をひいている子どもたちは増えているという。いずれも1月下旬〜2月はじめにかけてインフルエンザ、もしくは疑いのある子どもたちが増えたという。
県内全体でも1月末から急に患者が増えている。県内345ヵ所の定点医療機関から毎週インフルエンザ患者数の報告を受けている県衛生研究所では、各地域の保健所管内で定点あたりの報告数が1人を超えると「流行開始」、10人を超えると「注意報」、30人を超えると「警報」となっている。今冬は第4週(1月23日〜29日)では県内での患者報告数は11333人で定点あたりの報告数は34・24。これは第3週(1月16日〜22日)の定点あたり報告数13・61を大きく増加、警報レベルにまであがっている。
各町役場の担当課では、「手洗いやうがいなどを徹底し、外出先や人が多くあつまるところではマスクをするなどして感染予防につとめてほしい」と呼び掛けている。
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