山形県戸沢村の小学6年生10人が、7月30日から8月1日まで中井町に滞在し、井ノ口小学校と中村小学校の6年生10人と交流した。町内の産業見学や新江の島水族館、鶴岡八幡宮の観光、ホームステイの経験などを通して夏休みの思い出づくりを楽しんだ。
戸沢村の児童は、7月30日に農村環境改善センターで行われた歓迎セレモニーで中井町の児童と対面し、SGET中井メガソーラー発電所に移動して広大な敷地に設置された太陽光パネルや展望公園を見学した。初日は境コミュニティセンターに宿泊し、夕食を囲みながら中井町の児童と親睦を深めた。
2日目は藤沢市の新江の島水族館でイルカショーなどを楽しみ、観光客で賑わう江の島と鎌倉市の鶴岡八幡宮を観光。夜は両町村の児童がペアになり、中井町児童の家庭でホームステイを体験した。最終日は医療・医薬品メーカーのテルモを見学した。
中井町と戸沢村の交流事業は1991年から続けられ、今年で26回目。夏と冬に交互で訪問団を派遣するのが恒例となっている。来年1月には、中井町の児童が2泊3日の行程で戸沢村を訪れる。
最終日の「また会おう会」では、戸沢村の児童代表が「3日間交流してとても勉強になりました。中井町のことをいろいろ教えてくれてありがとうございました」とあいさつ。野澤琉斗君(12)は「友達の家に泊まることができて楽しかった。みんなが戸沢村に来るときは、いっぱいおもてなしをしてあげたい」と話していた。
中井町の児童は、帰りのバスに乗り込む戸沢村児童の姿に涙を浮かべるなど別れを惜しむ光景も。中村小学校の関野竜希君(11)は「来年戸沢村に行くのが今から楽しみ。雪でいっぱい遊びたい」と笑顔でバスを見送った。
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