地元の特産品であるみかんの皮を使ってモザイクアート制作に挑戦するイベントを、二宮町商工会青年部が2月に開く。葛飾北斎が描いた『相州梅沢左』をモチーフに「世界最大級」(同部)のみかんモザイク作品を目指し、数百人規模の参加者を集めたいという。
青年部が毎年行っている地域交流イベント「ふれあい広場」の第33回目。設立50周年を迎える今年はイベント内容を一新し、幅広い世代が参加できるモザイクアート作りを実施する。
図柄には、浮世絵師・葛飾北斎が現在の二宮町から富士山と鶴を眺めて描いたといわれる風景画『相州梅沢左』を選択。パネル12枚を用いて縦3・6m、横5・4mの大作を完成させる予定だ。
同部では標準的なMサイズみかんの表面積をもとにモザイク制作に必要なみかんの皮を約60〜80kgと見積もり、部員たちが皮を収集。町内の栽培農家も協力してくれたという。
催しは2月25日(日)午前10時からラディアンのイベント広場で開催される。参加者50組200〜400人が12グループに分かれ、各班1枚のパネルを担当。みかんの皮の表と裏を使い分けて下絵に貼り付けていく。
「どんなモザイク作品が仕上がるか、全てのパネルを組み合わせてからのお楽しみです」と同部広報委員長を務める三好祐太さんは期待に胸を弾ませる。
参加1組ごとに落花生や菓子、オリーブオイルなど二宮ブランド商品のプレゼントもあり、後日、引換券を持参して各店舗で商品を受け取る。三好さんは「イベントを機に二宮町と二宮ブランド商品も町内外へ広くアピールしたい」と話す。
参加希望者を1月14日午前10時から専用サイト(https://ninomiya.clospan.com)で受け付ける。10時前に申し込んだ場合は無効で、応募者多数の場合は抽選となる。
問い合わせは同商工会【電話】0463・71・1082。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|