第43回全国小・中学校PTA広報紙コンクールの結果がこのほど発表され、大磯小学校PTA広報サポ(笹田美帆サポリーダー)が発行した昨年度の広報紙「いそかぜ」が、小学校の部で全国3位にあたる日本教育新聞社社長賞を受賞した。
全国の小中学校で昨年度に発行されたPTA広報紙の中から優秀作品を選出した同コンクール。広報サポの笹田さん、亀倉弘美さん(今年度PTA会長)、山口洋子さん、前澤直子さんの4人で昨年度に3回発行した「いそかぜ」は、県のコンクールで最優秀賞に選ばれ県代表の1校として全国へ。全国3537校の応募の中からPTA広報紙としての目的や使命、記事の内容、編集方法、レイアウトなどを基準に審査が行われ、文部科学大臣賞と日本PTA全国協議会会長賞に次ぐ同賞の1校に選ばれた。
11月19日に都内で表彰式が行われ、広報サポを代表して笹田さんが出席。笹田さんは「昨年度は大磯小PTAにとって大きな変化の1年でした。その年にこのような大きな賞を頂けたことは紙面だけでなく、磯小PTAの活動自体が評価されたのだと思います」と喜びを語った。
「思いを伝えたい」が原動力
大磯小PTAは昨年度、鈴木一成会長(当時)らによる体制の刷新で、半強制ではなく保護者自身の意思で活動に参加するサポーター制度に変わった。さらにコロナ禍で休校や学校行事の中止・縮小などに見舞われた子どもたちのために「何かしたい」という保護者が増えたことでPTA活動全体が活発化。広報サポも「みんなの熱い思いや活動を多くの方に知らせたい」と奮起して、これまであまり取り上げてこなかったPTAの活動を積極的に紹介するとともに、校長とPTA会長の対談や子どもたちへのアンケート調査の結果、学校が導入を進めるコミュニティスクールの解説などの企画ページを増やした。
広報サポは「改革を成し遂げた磯小PTAは、今年度も面白い試みにどんどんチャレンジしています。いそかぜもそのワクワクする活動を伝えるべく、一緒にワクワクしながら頑張ります」と意気込みを語った。
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