任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙が、4月10日に行われる。同選挙の秦野市の定数は2議席。3月9日現在、現職の久保寺邦夫氏(自民・7期・74)と安藤慶氏(民主・2期・45)の2人が出馬の意思を明らかにしている。一方出馬に意欲を示していた神倉寛明氏(33)は一転し出馬を見送る方向に。
現職2人は揃って出馬へ
ベテランの久保寺氏は、平成19年に行われた前回の県議選で、およそ2万5000票を獲得した。今年1月16日に開催した恒例の県政報告会の中で、支持者らを前にこれまでの県政における実績を報告すると共に出馬への決意を明らかにした。8期目の挑戦となる今選挙においても組織を中心に、支持を訴える。
「民主党・かながわクラブ」の政調会長を務める安藤氏は、3期目に挑戦。前回の選挙ではおよそ1万6000票を獲得した。国政では政権政党である民主党に対する国民の風当たりが強まる中、現職県議として議会で取り組んでいる議員定数の15パーセント削減など、議会改革を市民に訴えている。
神倉氏は不出馬へ
昨年11月に出馬への意欲を明らかにした、市議会議員の神倉氏は、出馬を見送る方向にあるという。当紙の取材に対し神倉氏は「1期目の任期途中であり、今回の出馬には家族や支援者から十分な理解が得られなかった。市議としてもう一度原点に戻り、秦野市の課題解決に力を尽くしていきたい」と話した。神倉氏は平成19年の市議会議員選挙で、当時29歳ながら4000票以上を獲得し、トップ当選。みんなの党と連携しながら県議選に挑戦すると見られていた。
出馬を模索する阿蘇氏
一方以前から一部に県議選への出馬が取り沙汰されていた市議会議員の阿蘇佳一氏(62)は、本紙の取材に対し「昨年の市長選は無投票だった。今回の県議選もまた無投票にして良いのか、という思いがある。投票日までの期間を考慮すれば準備の期間が短く厳しいが、もし出馬するとすれば、(党員である)みんなの党として臨むことになると思う。早急に結論を出したい」と出馬に含みを持たせた。
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