社会奉仕団体「秦野ロータリークラブ(=RC、秋山純夫会長・会員63人)」が、東日本大震災の被災地支援に1000万円を寄付した。創立50周年記念事業の積立金や、会員有志から寄せられた義援金によるものだ。
創立50周年を迎えた同RCでは、今年、さまざまな記念事業が計画されていた。4月下旬には市文化会館で、乙武洋匡氏による市民講演会や内外のロータリアンを招いて記念式典の開催を予定するなど、50周年記念実行委員を中心に準備が進められていた。
東日本大震災の発生を受け14日、秋山会長や同実行委員が今後の対応について協議。「式典を開催している状況では無い」として式典をはじめとする記念事業の中止、また記念事業の積立金を義援金として活用する方針がまとめられ、15日の理事会で正式に決定した。
3月17日には、国際ロータリー第2780地区ガバナー(事務所/藤沢市)を訪れ、義援金1000万円を寄付した。
秋山会長((有)一の家社長)は「社会奉仕団体として最優先になすべきことは何かを考えて決めた」と話し、また「会員には会社の経営者も多く、今後の見通しも不透明ななか義援金を出してもらった人もいる。ぜひ被災地で役立てて欲しい」とも話した。
ロータリークラブは、1905年に創設された国際的な奉仕活動団体。事業や専門職務および地域の社会的リーダーらを会員とする。
秦野RCは1961年、秦野初のRCとして発足。これまで青少年交換学生による若者の国際交流ほか、多くの奉仕活動を実施している。災害には過去、北海道東方沖地震、阪神大震災にも義援金を送っている。
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