強い勢力を保ったまま全国的に暴風雨をもたらした台風15号。秦野市内でも道路冠水や停電が発生。さらに強風による倒木が市内全域で数十件相次いで報告された。
台風15号の影響により、市内では19日から22日までに総雨量203・5ミリ、時間最大雨量23・0ミリ、同最大風速37・0m/s(消防署本署観測)の猛烈な暴風雨を観測した。
台風が最接近した21日、市は市内すべての幼稚園と小学校を休園・校とし、午後2時に防災本部を80人体制で設置した。同本部設置は2009年10月以来。
市によると落合、小蓑毛、菖蒲、八沢など8地区の約1600世帯で午後2時29分から8時56分まで停電。ほか鶴巻南地区で道路冠水2件、南矢名在住の女性が強風で転倒(軽症)する人的被害1件が報告された。
市公園課の担当者が「ここ数年では記憶に無いほど多い」と話しているのが、強風による倒木や枝折れの被害だ。
道路管理課では、当日や翌朝からパトロールに回り、被害状況の確認や緊急性の高い場所の復旧作業にあたっているが、現在も折れた樹木の撤去要請が続いているという。
市内16公園でも樹木の損傷が確認されたほか、倒木および土砂崩れによる道路通行止めが市道7・63号線(弘法山周辺)や同52号線(滝沢キャンプ場の先)、同19号線(湯の沢団地〜八沢地内)など5件発生。現在も一部で通行止めが続いている(27日現在)。
台風の被害要請件数は、22日までに防災本部、建設部、消防本部に100件以上寄せられた。
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