11月23日(水・祝)に開催される東地区の伝統行事「実朝まつり」を盛り上げようと、同地区の若手グループ「青年団21(本田美夕紀代表・11人)」が初参加することになった。現在、当日に向けて準備を進めている。
実朝まつりはこれまで、自治会のメンバーらを中心とする実行委員会で運営。高齢化が進み、チラシでの告知や模擬店・プログラム内容が慣例化する傾向にあった。そこで須山徹委員長は「幅広い世代の方に愛着を持ってもらうため、若い世代のアイデアを生かした魅力を作る必要がある」と地元の若手グープ「青年団21」に協力を呼びかけた。
「青年団21」は、かつて地域活動の中心を担った若者の力を21世紀に復活させたいとの思いから今年4月、平成13年の東中学校卒業生を中心に結成された団体。本田代表は「私たちにしかできないことを楽しくやりたい」と、携帯電話やパソコンが身近な若い世代の来場を促すために映像を使った告知や、当日の新たなイベントとしてウォークラリーを企画した。
中心メンバー4人はそれぞれ仕事を持っているため、集まれるのは月1回程度。個々で作業を進められるように分担して取り組んだ。
祭りの温かさを手作りで表現
制作したプロモーションDVDのテーマは「祭りの温かさや繋がりをPR」。当日出演する秦野観光和太鼓のメンバーや稚児武者行列の写真、主催者のインタビューなどを交えて映像を構成した。また祭りのシンボルである源実朝公のイラストや曲はメンバー以外にも声をかけて一から手がけた。
DVD制作を担当した勝俣亮さんは「限られた時間の中で作るのが大変だった。みんなが快く協力してくれたからこそ完成した」と振り返る。プロモーション映像は市役所1階や市観光協会、動画投稿サイト・ユーチューブ(実朝まつり)で閲覧できる。
ウォークラリーは、子どもから大人までが楽しめるように祭りや地区の歴史に関する出題や「腕相撲をする」など地域の人とふれあう項目を計画中だ。また景品のメダルや看板も手作りしている。「東地区は鎌倉市と交流し、歴史ある地域。同世代の人たちにも祭りを伝えたい」とメンバーは話す。須山委員長は「若者ならではのアイデアで、まちづくりの新しい息吹を感じた。今後の活躍も楽しみ」と期待を寄せた。
同まつりは今年で24回目の実施。会場は田原ふるさと公園と中丸広場で午前10時から午後3時まで。雨天決行。問合せは同実行委員会【電話】0463(81)4723・須山委員長まで。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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