本町中野球部 秦野で初の関東大会へ 県大会で準優勝
文部科学大臣杯第4回全日本少年春季軟式野球大会神奈川県予選兼第15回関東少年新人軟式野球大会神奈川県予選が9月30日まで行われ、本町中野球部が県内強豪チームとの激闘の末、準優勝を果たした。同部は、毎年秋と夏に行われる関東少年軟式野球大会に秦野勢として初めて出場する。
県大会には各地区代表校と中学生が参加するクラブチームも出場。全16チームがトーナメントで争った。
夏に3年生が引退し新チームになって初の公式戦で勝ち取った関東への切符だ。3年生が少なかった同部。今大会では既に試合経験豊富な1、2年生が活躍した。
8月に行われた秦野地区大会で優勝。中ブロック大会では平塚、伊勢原の優勝校と対戦し、2試合とも完封勝利という強さを見せて県大会へ駒を進めた。
初戦は横浜150校の代表瀬谷中学校、2回戦は昨年王者・大和市立つきみ野中学校に勝利。準決勝は強豪・横須賀ファイターズに4-0で完封勝利した。
決勝は川崎市立西中原中学校。2回に先制され、その後も追加点を許してしまう。6回にライトへのタイムリーで1点を返したが3-1で敗れ、準優勝となった。
優勝校は来春の全国大会関東予選へ、準優勝校となった本町中は11月に栃木県で行われる関東少年新人軟式野球大会へ進む。
主将の別井銀河捕手(2年)は関東大会を前に「制覇が目標。今持っているものを最大限出して、全員野球で優勝旗を秦野に持って帰りたい」と話した。
メントレで力を引き出す
同部では今夏からメンタルトレーニングを本格的に取り入れた。「大舞台で力を出し切るためには心技体のバランスが必要」との同部顧問の野澤伸介教諭の考えから、東海大学生の協力のもと行っている。
声を出し、体を動かして気持ちを高めることや、冷静になり、流れが相手にいかないようにすることなど、精神をコントロールすることで、個人やチームの力を引き出そうとしている。それまでは言い合えなかった練習中のミスも、現在はチームの問題解決のため、積極的に言い合う。試合中は逆にミスを責めず「次へ次へ」と早く切り替える考え方を生徒たちができるようになってきたという。
野澤教諭は「県大会では普段持っている力以上のものが出た。生徒たちには『まだまだ』という気持ちがあるから本当によく成長している。先輩方や保護者への感謝を忘れずに」と話した。
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