秦野版 掲載号:2013年1月31日号

秦野総合高校合唱部

総文祭で県知事賞

今夏、全国大会へ

放課後の練習風景
放課後の練習風景

 2012年度神奈川県高等学校総合文化祭(総文祭)の第54回神奈川県高等学校合唱祭で、秦野総合高校合唱部が平塚湘風高校合唱部との合同合唱団で最優秀賞の県知事賞に選ばれ、1月19日に行われた閉会式で表彰された。同合唱団は今年8月の2013年度全国総文祭長崎大会へ出場する。

 総文祭とは県内各校の文化部の祭典。同校合唱部はこの祭典の合唱祭に出場した。全国大会へ進出する審査部門にエントリーし、13団体中で1位に相当する県知事賞を受賞。同校は2年前もこの大会で全国大会へ出場している。

 現在の部員数は20人。人数が少ないことから平塚湘風高校と合同し、全35人で出場した。同部の顧問は学生時代に合唱部の経験がある遠藤俊一教諭。さらに、以前まで同部顧問で、現在は平塚湘風高校合唱部顧問の寺嶋智美教諭も合同練習などで指導している。

 県大会で披露した2曲は、1曲目がエリック・ウィテッカー作曲の「With a Lily in your Hand」。ピアノ伴奏はなく、全編英詞。変拍子や不協和音が連続する難曲だが、2年前に全国大会出場を果たしている曲だ。3年生は、1年次に歌ったことがあり、曲目発表があった時には、寺嶋教諭に厳しく指導され、大変だった練習の日々を思い出したという。また、当時を知らないが曲の知識はある1、2年生たちも「この曲をやるんですか」と耳を疑うほどの難易度の高い曲だった。

 2曲目はモーツァルト作曲の「トルコ行進曲」に両校の生徒たちがダイエットをテーマにした歌詞を付けたアレンジ曲「明日から…」。合唱の技術を見せた1曲目とは対照的に、寸劇や振りを付けるなど、楽しいステージを披露した。

 部員たちは同部の強みを「歌って踊れて演技もできるエンターテイメント性」と胸を張る。ただ歌うだけではなく、観客に何が一番楽しく思ってもらえるかを考えて練習に励む。練習中には誰からともなく活発に意見を言い合唱に磨きをかける。遠藤教諭は同部を「シリアス系もでき、パフォーマンスを入れて楽しいステージが作れる」と評価した。

 しかし部員たちは「県下の強豪校と比べると発声や表現力が劣っている」と冷静に自分たちを見つめる。

 八木江莉果部長(2年)は「全国大会では3年生がいないので心細いが、ここまで来られたのは先輩や先生のお蔭なので成長した姿をみせられるよう頑張っていきたい」と抱負を話した。
 

賞状を手に微笑む合唱部
賞状を手に微笑む合唱部

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