手足口病が大流行の兆し 秦野でも警報発令
毎年夏に流行する手足口病について、神奈川県は7月18日に警報を発令。秦野保健福祉事務所(秦野市・伊勢原市)管内でも依然として警報レベルにあり、今後も流行が続く恐れがあるとして感染予防を呼びかけている。
手足口病は、口の中や手、足などに水泡性の発疹が現れる病気。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどに感染することによって引き起こされ、毎年夏場に乳幼児を中心に流行する。今年は、例年の同時期と比べても感染報告数が多く、大流行した2011年を上回る勢いだという。
県衛生研究所のデータによると、同事務所管内では26週(6月24日〜30日)に初めて定点(医療機関)あたりの報告数が0・83となり、管内での感染者が報告された。その後、28週(7月8日〜14日)に警報レベルである基準値5を超え、定点あたり6・50を記録。今後も感染の拡大が疑われる状況だ。
また、同事務所管内ではヘルパンギーナの報告数も警報レベルを超えている。ヘルパンギーナも手足口病と同様のウイルスが原因で引き起こされる感染症で、高い熱や喉の奥の水ぶくれなどが特徴。感染は4歳以下が多いという。
手足口病、ヘルパンギーナともに、感染者の咳やくしゃみの飛沫、便などに含まれるウイルスが手を介して口に運ばれることで感染する。発症してもほとんどの場合は特別な治療は必要なく、対症療法が主となる。
同事務所では「帰宅後にはしっかり手洗いなどを行い、予防に努めてほしい」と呼びかけている。
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