三屋稲荷神社 老朽化で社を建て替え 八幡神社に御霊移し
三屋にある稲荷神社の社が老朽化により建て直しをすることになった。3月25日には、ご神体を仮遷座の社に移す「御霊移しの儀」が行われた。
夜のとばりが落ちた午後8時頃。ロウソクを灯した提灯の明かりのみを先導に、稲荷神社から戸川の八幡神社に向けて、白装束を着た男衆が担ぐご神体の神輿が出発した。珍しいこの神事に地元住民らが見守るなか、静々と列は進む―。
三屋地域の鎮守として祀られている稲荷神社。地元からは子宝の神様として知られており、『新編相模国風土記稿』にその名前が記載されているため、1800年代にはすでに存在していたようだ。現在の拝殿が作られた時期は明治初期と予想されており、建物の老朽化が深刻な課題となっていた。そこで5年前から氏子総代代表の久保寺富男さんが中心となり奉賛金を募り、社の建て替えができることとなったという。
建て替えの間は、近隣の神社でご神体を安置できる戸川の八幡神社を仮遷座の場所として移すことになり、25日に御霊移しの儀が行われた。八幡神社の宮司代務者である飯沼昌宏さんが神事を行ったあと、八幡神社神輿同好会の会員らが神輿を担ぎ、八幡神社まで御霊を運んだ。
現在の社は5月頃から取り壊しをはじめ、来年2月の初午祭までの完成を予定。それに合わせて、遷宮を行うという。
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