秦野産材のトイレ続々 山小屋風デザインも
秦野産のヒノキやスギを外壁等に使用した、公衆トイレが続々と登場している。渋沢駅前やカルチャーパーク第1駐車場、中央こども公園など、市外からの利用者も多い場所で、景観や利便性の向上、さらに秦野産木材のPRにも一役かっている。
4月1日に供用を開始した渋沢駅北口の公衆トイレは、既存施設が建設から20年を経過し老朽化が進んだため、工事費約1560万円をかけて建て替えた。
最大の特徴は山小屋を思わせる造りだ。外壁や内装にふんだん貼られた板材は、秦野産のヒノキ。防水や防腐のための塗料にも、無垢材の質感を損なわないよう無色透明のものを使用しているという。
手洗い場の頭上には、インテリアとしてランタンを設置。また男性・女性・多目的トイレの入口の目印に秦野市観光協会のキャラクター「丹沢はだの三兄弟」を使用するなど、市外から訪れる登山者を意識した仕様が随所に施されている。
このトイレを管理する市清掃事業所では、「市民の方だけでなく、丹沢の登山客の皆様にも気持ちよく利用してもらうため、表丹沢の玄関口に似合う秦野産材を使用して、山小屋をイメージした造りとなっています」と話している。
3月29日には、中央こども公園に「親子トイレ」「子供トイレ」の2棟、さらに東側の駐車場内にもトイレがオープンした。週末には多くの親子連れや幼稚園や小学校の遠足など、一時的には数百人が公園を利用する状況に合わせての新設・建て替えで、秦野産のヒノキとスギを使用している。
文化会館南側のカルチャーパーク第1駐車場のトイレは、2013年11月1日に供用開始。観光バスから降りる人を迎える茶色の外壁はスギ板だ。また公園内でジョギングやウォーキングを楽しむ人も増え、担当の市公園課では「屋外での公園利用者の利便性向上も考えた」と話している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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