熱中症の救急搬送が増加 「自宅室内」で発生も
梅雨明けを迎え暑い日が続くなか、秦野市内でも熱中症を訴え救急搬送される人が増えている。秦野市消防本部(小松昭一消防長)によると、今シーズンの熱中症による救急搬送は14人(7月17日現在)。過去5年で搬送件数が2番目に多かった昨年の同時期を下回ってはいるが、例年梅雨明け後に一気に気温が上昇することなどから、同本部では引き続き注意を呼び掛けている。
同本部によると、6月10日に今シーズン市内初の熱中症の救急搬送者が発生した。以降、1週間に2〜3人程度で推移していたが、7月13日〜17日の5日間で9人と急増している。
搬送者の年齢層別では、最年少が13歳以上18歳未満の4人、高齢者では75歳以上が2人、その他の各年齢層でも2〜3人が搬送されている。いずれも軽症また中等症者だった。
救急搬送人数は、昨年同時期(32人・7月21日まで)と比較すると今シーズンは半数以下。同本部では、「雨の日も多く、平均気温が30℃以下の日が多かったことが理由のひとつでは」と話している。
屋内での熱中症に注意
今シーズン、市内での熱中症救急搬送者の発生場所は、高校野球の応援中や屋外作業、散歩中など長時間炎天下にいたケースのほかに、自宅室内を含む「屋内」で不調を訴えた事例が6件発生している。
同本部による昨年の統計(2013年6月1日〜9月15日)でも、市内のすべての搬送者73人のうち、屋内での発生が52件と屋外の21件を大きく上回った。
同本部では、屋内での熱中症予防のポイントに「室温が28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使うこと」を挙げ、加えて「救急車を呼ぼうか迷った時、症状から見て緊急性がある場合は、迷わず119番通報を」と呼びかけている。
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