秦高PTA 文科大臣表彰 寸劇で取り組み発表
秦野高校PTA(戸村裕司会長・会員数1062人)が、2014年度優良PTA文部科学大臣表彰を初受賞し、8月21日から23日に福井県で開かれた第64回全国高等学校PTA連合会大会福井大会で戸村会長に表彰状が手渡された。同表彰は、全国で31団体が受賞、神奈川県内では同校PTAのみが受賞した。
自転車の安全対策訴え
優良PTA文部科学大臣表彰受賞のきっかけになったのは、昨年11月に平塚市で開催された、2013年度平塚・秦野地区交通安全高校生・PTA大会での研究発表だった。
同大会は、各校PTAが行っている交通安全対策の活動を発表する場で、秦高PTAは「自転車の危険性と安全対策の必要性」に重点を置いた取り組みを発表した。
「プロジェクトX 担当者たち」と題し、人気テレビ番組に似せた印象的な映像で始まるオープニング。アナウンサーに扮した会員が映像に合わせてナレーション風に学校紹介をしたり、テーマ曲を会員が歌ったりと、魅せる発表にどよめきの声が上がった。
交通安全の取り組みとしては、年2回の自転車安全点検やスタントマンが自転車の交通事故を再現した交通安全教室、通学マナー等に対する近隣からの苦情対応等を寸劇を交えて檀上で紹介。高校生たちの自転車が暗闇から飛び出してくる映像や、自転車保険等に対する生徒アンケートの分析等もあり、「とても分かりやすい発表ですばらしかった」と称賛された。
この発表内容が高く評価され、横浜市で今年2月に開催された2013年度神奈川県立高等学校PTA連合会健全育成大会に出場。ここでは、「プロジェクトX」にその後の経過を追加し発表した。すると、再び絶賛されたという。
秦野高校PTAは、これまで学校教育や家庭教育支援に大きな成果をあげているとして、神奈川県教育委員会や全国高等学校PTA連合会等から表彰を受けている。今回受賞した文部科学大臣表彰は、日頃からの優秀な活動実践が認められると判断した県P連からの推薦だった。
戸村会長は受賞に対し、「これまでの会員全員の活動が認められた結果。これからも子どもたちを近くで見守れるPTA活動をしていきたい」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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