秦野市堀川地区の民生委員児童委員協議会(山本恒雄会長)が30周年を迎え、11月7日、市内飲食店で記念の集いを行った。翌8日には堀川小学校のPTAふれあいバザーで餅つき体験を行うなど、子どもと地域に寄り添う活動をしている。
秦野市の民児協は12団体に分かれており、堀川地区は1984年に発足した市内で一番若い民児協だ。設立時は12人でスタート。現在は主任児童委員も含めた21人で活動している。
7日の記念の集いには、発足以来、堀川地区民児協に携わった75人が出席。80歳を越える初代会長は集いの席で、発足当時の苦労話をした。全てが新規事業で内容をどうするか、学校関係者との関わりをどう築くかなど地区で話し合い、ときには県の民児協に説明し、事業を軌道に乗せるため努力したという。
民児委員は地域の人の福祉的側面をサポートすることが主な仕事。地域の人とコミュニケーションをとり、手を差し伸べて欲しい人と行政などとを繋ぐパイプ役だ。高齢者や、児童の健やかな成長を見守り、近隣社会福祉協議会や学校PTA行事、幼稚園行事などへの参加と、活動は多岐に渡る。
今年9月には民児委が日頃からあいさつ声かけ運動を行うほりかわ幼稚園児とたばこ音頭を一緒に踊り、教えた。8日の餅つき体験では児童が列に並び目を輝かせながら順番を待った。民児委員は杵を児童と一緒に持ち餅つきをするなど、世代を越えたコミュニティ作りにも一役買っている。
同協議会を束ねる山本会長(4代目)は委員歴5期13年だ。「好きでやっているから続いているんです。相手の立場で物事を考え、行動しないと。助け合いだから、いくつになっても無頓着ではいられない」と節目を迎え改めて襟を正す。「今までの方々が積み上げてきた重さの上で、私たちは活動させてもらっている。30周年を1つの契機に、これからの活動も心を込めてやっていきたい」と話した。
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