インフルエンザが秦野市内で、例年より早く流行し始めている。秦野市と伊勢原市を管轄する県平塚保健福祉事務所秦野センターの、11月24日〜30日の1医療機関当たりの患者報告数は、県内で最も高い7・30となっている(全県平均4・04)。
神奈川県全域では、11月17日〜23日までの1医療機関当たりの患者報告数(定点当たり報告数)が1・96となり、流行開始の目安となる1・00を超えた。
例年、1月から3月にかけて流行のピークを迎えるインフルエンザだが、秦野市内では早くも猛威を振るっている。
秦野市立南小学校では、4年1組(32人)でインフルエンザにより6人が欠席したことを受け、11月20日〜24日の5日間、市内幼稚園、小・中学校としては今シーズン初めての学級閉鎖を行った。
市立大根幼稚園(古谷和子園長・園児数85人)では、年長2クラス(計46人)でインフルエンザによる欠席者が10人にのぼり、12月6日〜9日までの4日間を学年閉鎖とした。
昨シーズン、市内幼稚園、小・中学校でのインフルエンザによる学級閉鎖は1月20日が初。今シーズンはそれよりも約2カ月早い。
南、大根地区で流行
インフルエンザによる欠席者は増え続けており12月8日現在までに、4小学校12クラスが学級閉鎖となっている。
そのうち南小学校が7クラス、大根小学校が3クラス、また大根幼稚園が年少・年長ともに学年閉鎖と、地域的な偏りが見られる。
市内の幼稚園、小中学校の学級または学年閉鎖は、園児や児童・生徒のおおむね3割が休んだ場合を基準に決定している。
インフルエンザは感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすることにより感染する。38℃以上の高熱などに代表されるように一般的な風邪より症状は重く、幼児や高齢者はけいれんや中耳炎などの合併症を起こすこともある。県衛生研究所では、「インフルエンザが疑われる場合は感染が広がらないようにマスクの着用を」「ウイルスを体内に入れないよう手洗いとうがいをしっかりと」と呼びかけている。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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