第64回神奈川県中学校・高等学校新聞コンクールの表彰式が11月21日に横浜市の県立神奈川近代文学館で行われ、秦野市からは、東中学校の学校新聞が最優秀賞に、北中学校2年3組の学級新聞が奨励賞に選ばれた。
同コンクールの会と神奈川新聞社が共同で毎年開催している新聞コンクール。多角的な視点から分析されているか、継続的に発行しているかなどが審査基準となっている。
最優秀賞を受賞した東中学校の「東中(とうちゅう)新聞」第1017号のテーマは、「東中をもっと楽しくするには」。委員会活動の課題や、教員と生徒がそれぞれの立場で考える「良い授業」のあり方など、身近な話題を多角的に取り上げた点が評価された。また、アンケート結果をグラフ化し、読者に分かりやすく説明。学校生活の改善を目指す姿勢も評価されたという。
東中新聞は、1〜3年生による広報委員会(18人・武田理穂委員長)が月に2回発行している学校新聞。3班に分かれ、各班が順番に学校行事の速報などを伝えている。今年は発刊65年目で、昨年の10月には1000号に達した。
コンクール用の新聞は、同委員会全員で、今年の夏休みから制作に取り組んだ。2学期には、全校生徒と教員へアンケート調査や聞き取りを行った。
武田委員長(3年)は「自分たちの考えが新聞の形になったときは感動しました。受賞できて嬉しいです」と話す。
北中学級新聞は奨励賞に
北中2年3組の学級新聞「Keep smiling」は学級の雰囲気が伝わる内容と、自力で答えを追い求める姿勢が評価された。紙面にはクラスメイトの名前が多く登場し、人気者の学年委員長のコーナーや、「縁の下の力持ち」として掃除用具の整理をしている仲間を紹介する記事を掲載。また、ほかのクラスに比べて同クラスの教室が狭く感じる謎に迫り、自分たちで各教室の長さを計測して、設計上の原因を突き止めた記事もあった。
同クラスはコンクールに向けてプロジェクトチームを結成。広報委員会の2人を含む7人が9月から新聞作りに取り組んだという。
「どうしたら読む人が興味を持ってくれるのかを、みんなで考えながら作りました」とメンバーの星優輝君。担任の田中理絵子教諭は「日頃から明るいクラスなので、それが伝わる新聞になったのでは」と話した。
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