年頭にあたり秦野商工会議所 関野義一会頭にインタビューを行った。景気回復について「地方と中央」「中小企業と大手企業」の格差の拡大に懸念を示しつつ、「みんなの力で秦野を元気にする『30000(サンマル)運動』を成功させたい」と決意を述べた。
―秦野市内の経済状況についてお聞かせください。
「昨年4月の消費増税や物価と実質賃金の上昇のギャップなどの要因から、秦野市内でも消費マインドは落ちています。また過度な円安が輸入原材料等の値上がりにつながり、市内の中小企業・小規模事業者の利益を圧迫している状況です」
―景気回復に向けた秦野商工会議所の取り組みは。
「職員一同で何でもやるつもりです。『30000(サンマル)運動』を何としても成功させたいと思っています。この運動は、市民の皆様に1年あたりこれまでより3万円多く地元商店街で消費していただこうという、一昨年10月から掲げているスローガンです。昨年11月に発売した『がんばる秦野プレミアム商品券』はその具体策の一環で、市民の皆様の生活支援とともに地域の消費喚起につながっています」
―地域経済活性化のポイントは。
「まず各企業店舗が、消費者の声により耳を傾けることです。足りない点があれば商品やサービス開発等に努力する。逆に、自分の店の強みを再発見できることもあるでしょう。また、商店の集合体であり各分野のプロフェッショナルがいるという“商店街の機能”を生かす方法にも注目しています。一部で声のある『中学校の給食センター』もその一つです」
―最後にメッセージをお願いします。
「市民の皆様や会議所会員企業、秦野市をはじめとする関係機関のご支援ご協力を賜りながら、地域商工業の振興に役職員一丸となり努めてまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます」
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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