秦野市立北小学校(杉崎均校長)と北中学校(大塚敦校長)が、県の「小中一貫教育モデル校」に指定された。市では2011年度から市内全中学校区で幼小中一貫教育に取り組んでおり、同校ではこうした実績を踏まえさらに取り組みを強化していく。
神奈川県では、小中一貫教育の在り方を研究するため、今年度初めて県内の3中学校区をモデル校に指定。そのうちの一つに秦野市の北中学校区(北小学校・北中学校)が指定された。指定期間は2015年度1年間で、期間の延長も可能であり、最大で2年間指定を受けることができる。9年間を通じた系統的な教育課程の検討や、学習や生活の変化になじめず不登校やいじめが増加する、いわゆる「中1ギャップ」の解消につながる策として成果や課題を探ることが、事業の目的だ。
市では11年度から幼小中一貫取り組み
一方秦野市では、2011年度から市内すべての中学校区で「幼小中一貫教育」に取り組んできた。同事業では、学びや育ちの連続性を大切に、それぞれの中学校区内で、幼稚園も含めて交流や連携を図ってきた。具体的には、中学校教諭による小学校への出前授業の実施や、中学校の部活動体験などの機会を設けてきたという。
その中で東中学校区は、2013年度から2015年度まで秦野市の幼小中一貫教育モデル研究校に指定され「伝えあい・学びあう子どもの姿をめざして」というテーマを掲げ、研究が継続されている。秦野市教育委員会では「東中学校区における取り組みの成果や課題を見極めて、県のモデル校に指定された北中学校区に引き継いでいきたい」と話す。
学びや生活スタイルを共通化
秦野市教育委員会では、「小中学校間の教職員の交流などを通じて学びや生活スタイルの共通化を図り、小学校から中学校へ進学する際の壁を極力低くしたい」などと話した。
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