秦野市広畑地区を中心とした地域交流イベント「みんな あつまれ ひろはた」が7月4日、広畑児童館(下大槻410の3)で行われた。これまでは子どもたちのみが参加していたが、今回初めて独り暮らしの高齢者も招いて交流した。広畑地区民生委員児童委員協議会と広畑児童館の共催。
同協議会と児童館では、「気配り・目配りする地域」を合言葉に、5年前から年2回、同交流イベントを行ってきた。一緒に遊ぶことで子どもたちの変化を敏感に感じ取れるといい、それが虐待防止にもつながるという。
広畑地区では、独居高齢者が増えてきたことから、「子どもと一緒に楽しい時間を過ごしてほしい」と今回初めて参加者を募集。イベント当日は、子どもたちと高齢者、関係者合わせ約40人が会場に集まった。
手作りのマラカスを鳴らし「おもちゃのチャチャチャ」を歌いながらスタートした交流会。勝ち抜けのゲームをした際には、子どもも大人も賞品のせんべいを手にして「やった」とはしゃぐ姿が見られた。
また、市内で絵本の読み聞かせ等を行っているおはなし文庫や東海大学文化部連合会児童文化研究会がボランティアで参加。人形劇やペープサート等が披露され、その面白さに子どもたちは引き込まれていた。
参加した高齢者のひとりは、「久しぶりに孫たちと遊んだようでとても楽しかった。素敵な時間をいただいた」と笑顔を見せた。
主催者は、「世代間交流ができて地域の絆が深まったと思う。今後も継続していきたい」と話した。
30年前から続く東海大生との交流
今年、設立50年を迎えた東海大学の児童文化研究会(石川泰平委員長)は、約30年前から途切れることなく広畑児童館と交流を続けている。現在は34人のメンバーが交代で毎週土曜日に同館を訪れ、子どもたちと一緒にゲームをしたり、手作りの劇を披露している。
メンバーは、文学部や工学部等様々な学部の学生たちだが、参加理由は「子どもが好き」というシンプルなもの。活動時には揃いのエプロンを身に付け、互いをニックネームで呼び合う。
子ども相手は体力的な疲労を感じることもあるというが、それよりも精神的な活力をもらえると口を揃える。「子どもたちは、見聞きした事に対して素直な反応を示す。これからも楽しいと言ってもらえるように活動していく」と話した。
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