秦野市立東中学校(石川一郎校長)の学校新聞「東中新聞」が第65回県中学校・高等学校新聞コンクール中学・学校新聞の部で最優秀賞に選ばれた。広報委員会(18人)が発行しているもので、最優秀賞は3年連続。秦野市からはほかに市立南中学校(府川幸生校長)3年1組の学級新聞「青い鳥」が奨励賞に選ばれている。
同コンクールには今年、中学・学校新聞の部に12点、中学・学級新聞の部に60点、県内から応募があり、それぞれ各1点が最優秀賞に選ばれた。
最優秀賞を受賞した東中新聞第1044号は2015年10月23日に発行されたもので、テーマは「わたしたちが変える東中」。ベルマークの回収と関連付けた体育祭のリレーや無人購買の復活など、今年度から始まった新たな取り組みの紹介に加え、学校の長所や課題について教師や生徒などへ広く取材した記事を4ページに渡って掲載している。
3面の「みんなに聞いた東中の自慢」という企画では、伝統の新聞づくりに対する卒業生の思い、あいさつの出来を褒める地元の人々からの声などを紹介。さらに、豊かな自然環境や生徒同士の仲の良さなど同校の長所をインタビュー形式で紹介し、穏やかな校風が伝わる内容になっている。
東中新聞は通常、広報委員がグループごとにローテーションで作成し発行している。昨年度は月に2回のペースで発行されていたが、今年は月3回の発行に挑戦。4月から計20号を発行してきた。
コンクールに応募した第1044号は、委員会全員で作り上げた。1学期の後半から通常号の製作と並行して行われ、校内アンケートの集計や地域の人たちへのインタビューのため夏休みにも集まったという。
高橋玲那委員長は「委員会のみんながいつも頑張っているから、受賞できて嬉しいです」と話した。
南中3年1組は奨励賞
「日曜日があと14回きたら受験です。つまり、サザエさんを14回観たら、すぐそこには受験があるということです―――」学級新聞の部で奨励賞を受賞した南中3年1組の「青い鳥」は、受験生ならではの焦りを和ませるそんな一文で始まっている。合唱コンクールの思い出、クラスメートの将来の夢などを紹介しながら互いを励まし合う内容だ。
作成に携わった広報委員長の宇野有輝恵(ゆきえ)さんらは「たくさんの意見をまとめるのに苦労した」「クラスの明るい雰囲気が伝わるものになった」と振り返った。
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