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伊藤美憂さん 描いた「夢の世界」 松田町役場に展示中

文化

掲載号:2016年2月11日号

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作品「ドリームワールド」と伊藤美憂さん(上)、秦野市子どもの市展秀作の「夕日の尾瀬」
作品「ドリームワールド」と伊藤美憂さん(上)、秦野市子どもの市展秀作の「夕日の尾瀬」

 足柄上郡松田町役場の2階玄関フロアーに、色彩豊かな1枚の油絵が飾られている。秦野市平沢在住の伊藤美憂さん(16)が描いた作品「ドリームワールド」だ。ダウン症の美憂さんは、秦野養護学校の高校1年生。ダンス部に所属するなどアクティブに活動しながら創作を続けている。

 美憂さんが作品を制作しているのは、2年ほど前から通う秦野市内の絵画教室「Crazy Pumpkin」。市内を中心に小中学生や障害者に絵画を指導している団体だ。

 市立南小学校と南中学校で9年間、通常級に通っていた美憂さん。中学で美術部に所属し、そこに指導に来ていたのがCrazy Pumpkinの代表久保寺こずえさんだった。

 美憂さんの作品の特徴のひとつが鮮やかな色彩。中学3年生では秦野市子どもの市展で、オレンジに染まる夕焼けや乳白色の水芭蕉などを描いた「夕日の尾瀬」が秀作に選ばれている。

 景色を描くのが好きだといい、「ドリームワールド」もカラフルに装飾された城と夜空を彩る花火という空想の風景だ。「夢の世界が描けてわくわくします」と目を輝かせる。

 町役場での展示のきっかけは昨年12月、松田町教育委員会の小田隆教育課長がCrazy Pumpkinを見学したこと。教室で見た美憂さんの作品が素晴らしく「多くの人に見てもらおう」と企画したという。

 松田町では、障害者と健常者が隔たりなく暮らせる町づくりへの取り組みを進めている。その一環として、美憂さんを含めた障害のある子どもたちの作品を使った、ふるさと納税の返礼品の新製品サンプルも作成しているという。

 美憂さんは両親と弟の4人家族。母の玲子さんは、「生まれた時はショックで引きこもってしまった時もあります。それでも、素晴らしい色彩の絵を描いたり、障害があっても可能性がある事を伝えていかなければと思っています。多くの人に見ていただける機会を設けていただきありがたく思っています」といい美憂さんと目をあわせて微笑んだ。

 同教育委員会では障害のある子ども等の理解を深めるための催しを2月20日(土)、松田町民文化センターで開催する。内容は映画「みんなの学校」観賞会、インクルーシブ教育講演会など。美憂さんの作品を含めた「Crazy Pumpkin作品展」も同時開催する。前売り800円・当日1000円、中学生以下は無料。問い合わせは松田町教育委員会【電話】0465・83・7023へ。

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