金丸美彦秦野副市長(64)が2期目の任期途中で辞職することが分かった。2月25日に川口薫市議会議長に明らかにしたもので、退任時期は3月末としている。
金丸氏は当時の中村良之副市長の任期途中での退任を受け、2011年4月に福祉部長から副市長に就任した。2015年4月からは副市長として2期目に入り、任期は2019年3月末までとなっていた。
市議会3月定例会初日の2月25日、古谷市長と金丸副市長が正副議長室の川口氏を訪れ辞職の意向を伝えた。すぐに会派代表者会議が開かれ、市議にもその旨が報告された。
金丸氏は当紙取材に答え、「健康上の理由などにより市長に理解していただき、後進に委ねることとしました」と辞職理由を述べた。また、退任時期を3月末としたことは「本市の将来、近未来に向けて重要な『総合計画後期基本計画』、『まち・ひと・しごと総合戦略』、『人口ビジョン』が、3月末での策定が見えましたので申し出ました」と説明した。
2006年1月にスタートした古谷市政は、2008年4月から副市長2人制を採用。現職を含めこれまでに4人が副市長職に就いているが、任期途中での辞職は中村良之氏、高橋生志雄氏に次いで3人目となった。
金丸美彦氏/1976年に市役所入庁。環境衛生課長、環境保全課長、企画総務部参事兼行政経営課長、福祉部長などを歴任。2011年4月から現職。
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