秦野市立西中学校(関野信好校長)の行事「Hey西ふれあいフェスタ」と、西地区のふれあいまつりが10月9日、初めて同日開催された。6月に市内初のコミュニティ・スクールに指定された同校の生徒に、地元の人たちとの行事を通じて、地域社会の担い手としての役割を意識してもらうことなどを目的に企画された。
コミュニティ・スクールとは、学校、地域住民、保護者などが協力して学校運営に取り組む文部科学省推進の国の制度。
西地区ではもともと地域と学校が協力し合う気運があり、同校ではコミュニティ・スクールの活動方針として、地域づくりに生徒が参加することを掲げている。
今回はその取り組みの一環として、例年は別日に開催されていた西地区社会福祉協議会(社協)や同自治会連合会などによる西地区ふれあいまつりと、生徒の演奏・ダンス発表やバザーなどを含めたHey西ふれあいフェスタを同時に開催。イベント前後の会場では上級生が指揮を執り、生徒たちが率先して準備や片づけを行った。
準備・片づけに中学生が貢献
当日、生徒や地域の人々は、会場となった同校の体育館やグラウンド、隣接する西公民館を行き交い、模擬店やステージ、作品展示などを楽しんでいた。
クロリティ(スポーツ輪投げ)のブースを担当していた社協のメンバーは「中学生はテントの設営の手際が良く、本当に助かった」と称賛。サッカー部員の生徒は「学校行事でもテントの設営を任されているので、(慣れているため)苦ではないです」と話した。
関野校長は「生徒たちは地域のお祭りを楽しんでいるようでした。ふれあいという点ではまだ十分ではないと思うが、中学生が地域のお祭りに参加することに意味がある」と話した。
秦野市西地区自治会連合会の高橋廣行会長は「もともと西中は挨拶する子が多いが、コミュニティ・スクールになったことで、より中学校が地域に溶け込み、つながりができた。地域の防災にも力を発揮してくれるのでは」と期待を寄せた。
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