神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2017年1月7日 エリアトップへ

ピアノ全国大会で4位入賞 南小6年 多田衣織さん

文化

公開:2017年1月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
「ボレロ」を演奏する多田さん
「ボレロ」を演奏する多田さん

 南小学校6年の多田衣織さん(クレッセント音楽教室所属)がこのほど「第26回日本クラシック音楽コンクール全国大会」ピアノ部門小学校高学年女子の部で4位入賞を果たした。同大会は今年、約1万2000人がエントリーしており、絶対評価で順位が決まるという珍しい全国規模のコンクール。90点を満点としており、1・2位は幻の賞ともなっているという。

 多田さんは予選、本選を経て、全国へ。全国大会は12月17日に横浜みなとみらいホールで行われた。同大会は自由曲によって審査が行われており、クレッセント音楽教室の石井晶子代表は「個人の持っている素養が十分に発揮できるコンクール」と話す。多田さんが演奏したのはショパンの『ボレロ』。この曲は一般的に中学生の課題曲とされているが「先生に勧められて、いい曲だったので挑戦した」と多田さんは話す。

 同大会へのエントリーは今回が初めてだったが、87点という高得点の評価が付き、4位入賞となった。「びっくりしたけど、うれしかった。練習してきて良かった」とはにかむ。まだまだ課題はあるものの、「リズム感がはっきりでた。上から下に流れる難しい部分がうまくいったと思う」と当日の演奏を振り返る。今回演奏した『ボレロ』はお気に入りの曲になったそうだ。

 多田さんは双子の姉妹とともに、4歳からソルフェージュをはじめ、6歳からピアノを習い始めた。石井代表も「才能のある子です。リズム感もあるし、本番の度胸もある。表現が楽しみでもあります。今後もステップアップできると思います」と期待を寄せる。

 今後は、2月5日(日)に南足柄市文化会館で行われる「ピアノ協奏曲FESTIVAL」に出演する予定。音大生などが名を連ねるなか最年少の参加となる。多田さんは「リズム感、表現力を磨いていきたい」と笑顔で話した。

賞状を手に
賞状を手に

秦野版のローカルニュース最新6

「夏詣客」続々と

2冊の意欲作を出版

2冊の意欲作を出版

秦野の絵本作家 舘野鴻さん

7月12日

議会だより写真募集

話題の演奏会

話題の演奏会

「2つの四季」の饗宴

7月11日

「アイディア料理」を募集

「アイディア料理」を募集

小中学生対象に

7月11日

「丹沢の山並みのように」

東海大学 新学長

「丹沢の山並みのように」

広がる研究分野に期待

7月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook