2月23日から秦野市議会第一回定例会が開催されている。一般会計の当初予算額は5年連続で過去最大を更新し、初めて500億円を超えた。2017年度末の供用開始に向け建設が進む鶴巻温泉駅南口周辺整備事業に約13億5000万円の予算が充てられている。
市は新年度の予算を「明日を担う子どもたちに、ふるさと秦野を引き継いでいく予算」と位置付けた。その中で鶴巻温泉駅南口周辺整備事業として約13億5000万円を計上。2017年度末の供用開始に向け、南口の駅前広場と県道立体横断施設の整備や駅前連絡所、公衆トイレの設置などを進める。
また、2017年度末に完成予定の「大秦ショッピングセンター」の建て替えに対する補助のほか、駅前広場のペデストリアンデッキの延伸工事やエスカレーターの新設工事に加え、2018年度に行う自転車駐車場建て替えに向けた実施設計に約3億6500万円の予算を見込む。さらに前年度から継続事業として整備を進めてきた、はだのクリーンセンターの熱エネルギーを活用した温浴施設「名水はだの富士見の湯」が今年10月にオープンすることに伴い事業費約3億3300万円を計上した。
一方「未来につなぐ出産・子育てのための施策」として、現在小学校6年生まで実施している子どもの医療費助成について、今年4月から所得制限を緩和するとともに、未就学児に対しては所得制限を撤廃し、事業費全体で約4億5700万円を必要としている。さらに小学校におけるICT環境の整備促進に向け、児童が使うパソコンをタブレット型に更新(492台)し、学習内容を拡大して映し出すテレビモニターを全ての普通教室に設置するための予算として約4500万円、今年度から4年間をかけて小・中学校の全てのトイレの和式便器を洋式化するための予算として約6200万円の事業費を盛り込んでいる。
その他、主なものとして、おおね公園スポーツ広場をフットサルにも利用できるよう人工芝に改修する費用としておよそ2億4000万円、老朽化した30メートル級はしご車を更新する費用として約1億8700万円、鶴巻温泉と大山を結ぶルート整備としてバスの実証運行を行うための事業費2500万円の支出を見込んでいる。
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