神奈川県立秦野戸川公園(堀山下1513)で、丹沢の山並みを背景に10万本のチューリップが開花しはじめ、来園者の目を楽しませている。同パークセンターによると、10万本のチューリップ畑は県西地域最大級で、今年同園が開園20周年を迎えることから計画された。
秦野戸川公園でチューリップの植え付けが本格的に始まったのは2011年の1万本から。それ以降毎年本数を増やし、2013年には3万本、翌年には「県西を代表するチューリップ畑の名所にしたい」と一気に倍の6万本へと数を増やした。そして、昨年は7万本、今年は開園20周年を迎えることからさらに本数を増やし、10万本の色鮮やかなチューリップが園内を彩る。
神奈川県内では横浜公園などが15万本を超すチューリップを植栽し名所として知られるが、県西地域では名所と呼ばれる場所は少なかった。秦野戸川公園職員は、「10万本のチューリップは圧巻の一言。間違いなく県西地域最大級です」と話している。
10万本ともなると、球根の植え付けにかなりの人数と時間が必要となるため、近隣小学校や地元住民らにも参加を呼びかけた。11月から12月上旬まで約1カ月、数百人が協力して球根の植え付けを行った。
メイン会場となるのは農体験場。ウェーブ形状や円形状に約5万5千本が植栽されている。その他、小さな庭の見本園やパークセンター前、バスロータリーや花壇などで花を咲かす。
生育状況は「例年並み」という。1月から2月にかけて暖かな日が続き、発芽が早かったことから、当初は3月中に咲きだす予想を立てていたという。しかし、
3月下旬に寒い日が続いたことから結果的に開花は例年並みだという。
品種は真っ赤な紅輝、桃色のピンクインプレッション、白のホワイトバレーなど10種類10色が咲き誇る。同園によるとこれから各品種とも満開を迎え、4月下旬まで見ごろだという。
4月7日からチューリップフェア
県立秦野戸川公園で4月7日(金)から17日(月)まで「チューリップフェア」が開催される。
期間中の7日から9日までと15日、16日は親子で体験できるクラフト教室や竹細工教室、演奏や模擬店などのイベントが充実。15日、16日には八重桜のライトアップと秦野丹沢まつり山開き式も行われる。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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