秦野市議会第2回定例会が6月8日から28日(水)までの会期で行われている。今議会には一般会計補正予算を含む25議案を上程。公共施設の使用料引き上げ・有料化・一部無料化等を定めた適正化に関わる条例制定についても審議される。
今議会で注目されるのは「秦野市公共施設使用料の適正化に係る関係条例の整備に関する条例(案)」の審議。
市は公共施設サービスを持続可能なものとし、施設老朽化対策を推進するため、公共施設の使用料引き上げや有料化を決めた。一方で、子どもと満70歳以上については無料化を一部導入するほか、利便性向上のため使用時間区分の見直しを行うとしている。
有料化等の対象となるのは公民館(11館)や文化会館、広畑ふれあいプラザ、ほうらい会館、陸上競技場や総合体育館など33施設。使用料は、施設の管理運営経費の3分の1の額を稼働率50%と仮定し、その状態でまかなえる額を基準に設定した。また値上げ幅の上限は2倍以内に抑制。平均改定率は約55%の引き上げとなっている。
時間区分の見直しは、会議室等に30分単位の使用料(現行1時間)を導入する。プールやトレーニングルームなどの共用使用については中学生以下の子どもと70歳以上の使用料を無料化するとしている。
一般会計補正予算に3億6000万円
一般会計補正予算では3億6419万円を計上。主なものとしては、2018年4月開園予定の認可保育所4園等に対する補助として3億5087万7千円を計上している。また、はだのこども館学習室の改修および「スマートライブラリー」の移設等の経費として600万円、賦課漏れが判明した大根小学校の公共下水道使用料として547万1千円を追加している。
このほか、市立沼代児童館の建物を沼代自治会連合会に無償譲渡するための条例の一部改正や、消防署本署の車両更新に伴う動産の取得などを議案として上程。おおね公園多目的広場の人工芝舗装等の工事請負契約、鶴巻温泉駅南口周辺県道立体横断施設へのエスカレーターおよびエレベーターの工事請負契約の締結なども審議される。
本会議での議案審議は12日(月)。一般質問は20日(火)から22日(木)まで。
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