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秦野版 公開:2017年6月23日 エリアトップへ

秦野市地下水保全審議会 モデル団体に決定 秦野名水PRに一助

政治

公開:2017年6月23日

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取り組みの柱のひとつ「おいしい秦野の水」
取り組みの柱のひとつ「おいしい秦野の水」

 秦野市地下水保全審議会が6月16日、国が進める「先進的な流域マネジメントに関するモデル調査」の2017年度実施団体に選ばれた。これにより内閣官房の水循環事務局から技術的な助言や費用支援等が受けられるようになる。

 流域マネジメントとは、河川や地下水を利用する地域で水に関わる自然環境を良好な状態に保つため、行政や事業者、住民などが連携して行う活動のことを指す。国は2015年に「水循環基本計画」を定め、各自治体でこの流域マネジメントを実行する計画の策定を推進してきた。

 秦野市では水道水源の70%を地下水に依存しており、地下水の水量保全のため、1970年から地質構造や地下水位の調査を行っている。2003年には地下水保全に向けた諸施策の方向性を示す「秦野市地下水総合保全管理計画」を策定。2015年8月に国の方針を受け、同計画を改定し、秦野市地下水保全審議会が実施団体となって活動している。

 昨年3月には環境省の「名水百選」選抜総選挙で、秦野の地下水を使用したボトルドウォーター「おいしい秦野の水〜丹沢の雫〜」が全国1位を獲得。これを柱の一つとして、普及啓発や情報発信を実施し、こうした取り組みが認められ、今回、他の参考となるモデル調査の実施団体として、同審議会が全国6カ所のうちの一つに決定した。市環境保全課によると、実施団体になることで専門家のアドバイスが受けられるほか、関連事業の実施費用への支援などのメリットがあるという。市はこれまでも実施していた市内湧水地を巡る秦野名水さんぽのほか、8月2日(水)には秦野名水フェスティバルを開催。この中で、地下水立体模型とプロジェクションマッピングを使用した「はだの水循環モデル」も公開予定で、こうした取り組みを通し、秦野名水をPRするとしている。

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