地元住民や商店店主らが中心となり、まちの賑わい創造のため市民目線で提案を行おうと、「特定非営利活動法人秦野にぎわい創造まちづくり」(久保寺邦夫理事長・社員数21人)が設立された。
同団体は秦野駅北口の本町地域の中心商店街に空き地や空き店舗が増えていることに危機感を覚え、法人格を有する民間まちづくり団体を設立することで、行政への働きかけやまちづくり活動を行おうというもの。設立総会は12月15日に五十嵐商店(本町2の4の9)で行われ、15人が出席した。
設立代表者の中野史朗氏が「まちづくりに向け、まず我々が行動を起こしていかなければならない」と話し、設立趣旨を説明。定款案など7議案を提示し、全議案が全会一致で可決された。
五十嵐商店の保存イベントなども
総会会場となった五十嵐商店は国登録有形文化財となっており、同団体はこの文化財を有効活用するため、五十嵐商店を事務所として申請。保存・活用のため、建物の状況調査を行うほか、将来的には一般開放し、主屋をお休み処、倉庫を店舗やイベント会場としたい考えだ。
この他の事業計画としては、本町から四ツ角周辺、水神町を主とした地域の商店会支援のため地域経済活性化の調査を行うほか、広報のための「まちづくりかわら版」の発行、市民参加型のラジオ体操や朝市の開催、「コミュニティ通路市場」定期開催のための準備等を挙げている。
理事長に就任した久保寺氏は「本町は秦野市の中心部。まちづくりに一石を投じ、本町が活性化することで周辺にプラスの影響を与え、賑わいあるまちづくりをしていきたい」と挨拶した。
今後、神奈川県にNPO法人の申請を行い、来年4月から活動を開始したい考えだ。
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