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低樹化八重桜へ支援募る 栽培法模索し農家の一助に

社会

掲載号:2020年9月4日号

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ジョイント栽培を行っている八重桜(柳川・8月31日撮影)
ジョイント栽培を行っている八重桜(柳川・8月31日撮影)

 八重桜の低樹高化をめざし、今年から全国初のジョイント栽培を行っている任意団体フィールド・フォー・シチズン(小池勉代表)。順調な生育を受けて、来年植樹を行うための苗木等の資金について9月23日(水)までクラウドファンディングを行っている。

 秦野市は全国有数の食用桜花の生産地として知られ、特に「八重桜の里」と呼ばれる千村地区では江戸時代末期から生産を行っている。しかし、近年では八重桜が高木となっていることに加え、生産者の高齢化に伴いはしごを使った摘み取りが困難になっており、存続を危ぶむ声も出てきているという。

 同団体では、生産農家を支援すると共にこうした現状を解決するため、花を低い位置で収穫できるジョイント栽培の取り組みを開始。今年1月に同団体の主な活動場所である柳川の遊休農地に35本を植樹し、八重桜の一般栽培としては全国で初めてのジョイント栽培に取り組み始めた。

 代表の小池さんがジョイント栽培を開発した神奈川県農業技術センターに勤めていることから、センター職員の支援も得て4月に接木作業を実施。メンバーが主枝を地面と平行に曲げ、隣の木に接いだ。さらに7月には接木から伸びた細い枝を支柱に結ぶ誘引作業を行い、現在も順調に生育している。

 このまま生育すれば、およそ4年で収穫が可能となるが、同時に、農家が利用できるよう実用可能な価格設定の栽培用支柱や生育方法の実証実験も行っていかなければならず、来年はさらに八重桜の本数を増やすことを計画。しかし苗木の購入費等に対し、正会員・賛助会員あわせて24人の資金では賄えないため、クラウドファンデイングで一般から広く支援を求めることにしたという。

23日までに目標72万円

 クラウドファンディングはREADYFORのオールオアナッシング(目標金額に達しない場合は受取不可)方式を取り、苗木300本の購入代・栽培用支柱などの資材・整地費用で72万円を目標金額としている。期間は9月23日(水)まで。

 8月31日現在で約60%まで集まっているが、小池さんは「団体関係者や知り合いなど声をかけた方にはすでに支援をいただいており、今後は一般の方のご協力が重要となります」と話す。

 支援は3千円から5万円までで、農業体験や同団体が育てている米のプレゼント等のリターンもあり。詳細はhttps://readyfor.jp/projects/hadanoyaezakuraから確認できる。

 同団体では、秦野市の特産である八重桜の伝統と生産を守りたいという想いがあり「ぜひ温かい支援をお願いいたします」と話している。

クラウドファンディングはここからアクセス
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