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ともに生きる地域社会へ 障害者支援施設「ぱれっと・はだの」認知度UPへ

コミュニティ社会

掲載号:2020年9月11日号

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相談を受ける川嶋さん(左)
相談を受ける川嶋さん(左)

 障害児・者の総合窓口・活動拠点として2017年に開設した地域生活支援センター「ぱれっと・はだの」(本町2の7の25)。10月に迎える3周年を前に、市民に施設の役割を知ってもらおうと「ぱれっと・はだのプロジェクト」を立ち上げ、活動を開始した。

 以前の秦野市では福祉施設が個別に障害児・者へ対応していたが、関連団体が機構として集まり、窓口を一本化することで総合的支援を行おうと(一社)秦野市障害者地域生活支援推進機構を設立。現在は26団体が会員となり運営している。

 同施設の主な役割は障害児・者への法人後見、相談・就労支援、地域交流活動の3つ。市内の福祉施設が機構として拠点運営を行うケースは全国でも珍しく、この3年は工夫を重ねながら事業を進めてきたという。

 同施設地域活動支援担当の川嶋恵子さんによると、年々利用者も増えているが、今年に入り地元の本町地区で「『ぱれっと・はだの』の存在は知っているが役割までは知らない」という声を耳にした。『ともに生きる地域社会づくり』を理念とする同施設。「これではいけない。意識的に地域が参加できる企画を発信し、一般にも広く施設を知ってもらわなければと思いました」。川嶋さんを中心に4人で「ぱれっと・はだのプロジェクト」チームを発足。まずは施設に足を運んでもらうため、定期的に上映会を開催し、障害や人権に関する作品などを見てもらう企画を立てた。

上映会や手作り看板「できることから」

 初回の8月22日には、11人が参加。「皆さん、興味を持って見てくださいました。これからも入退場自由でゆるく続けたい」と話す。毎月第4土曜日に実施予定で、時間や内容はHPで告知するという。この他にも、水無川沿いのメイン通りから一本奥まった場所にある施設の存在をわかりやすくするため、手作りで看板を設置。施設前にベンチも作成中で、メンバーで意見を出しあいながら「小さなことから進めている」という。

 同施設にはフリースペースや軽食喫茶を扱うともしびショップ『にじ散歩』もある。「誰にでも障害を負う可能性はあります。そういう時に相談できる拠点が秦野にあることを市民の方に広く知ってほしい。普段から気軽に立ち寄れる場所として、利用していただければ」と話している。
 

フェンスに手作り看板が取りつけられた「ぱれっと・はだの」
フェンスに手作り看板が取りつけられた「ぱれっと・はだの」

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