「秦野市・中井町・二宮町・大磯町広域公共交通連絡会」が1月28日にバス事業者に支援金を交付した。今回の支援は、新型コロナウイルス感染症の影響で利用者数が減少している交通事業者の現状を踏まえ、路線バスの継続的な運営のために実施。1市3町区域を運行する神奈川中央交通株式会社の路線バス174台に対し、1台あたり10万円、合計1740万円を支援した。
支援金は各市町の人口按分で算出されており、秦野市は1台あたりの支援金10万円のうち7万1千円分で、合計1235万4千円を負担した。財源は、内閣府第2次補正地方創生臨時交付金が活用されている。
また、秦野市では独自にコミュニティタクシー、タクシー、個人タクシーへの支援も実施。コミュニティタクシー事業者に1台あたり10万円で合計50万円(5台分)、タクシー事業者3社に1台あたり5万円で合計490万円(98台分)、個人タクシー事業者9者に1者あたり5万円で合計45万円を交付した。
秦野市はこれまでに2020年5月に各交通事業者へのマスクの現物支給を行っている。今後も社会情勢を踏まえながら、可能な支援策を検討していくという。
問い合わせは交通住宅課【電話】0463・82・9644へ。
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