国際レベルの演奏家を発掘する「第22回ショパン国際ピアノコンクールinASIA」の審査結果が1月18日に発表され、秦野市戸川在住の北原香菜さん(厚木高校2年)が高校生部門で奨励賞を受賞した。
地区大会を通過し、全国大会の入賞者のみが進めるアジア大会。北原さんは全国で銅賞を受賞し、34人が参加したアジア大会に進んだ。例年はホールでの演奏となるが、今年はコロナ禍で動画審査に。一発勝負のコンクールとは違い、何度も見直すことができる動画だからこそ「間違ってはいけないというプレッシャーがすごかった。でも、のびのび弾けたと思う」と話す。課題曲は自身が得意とする曲のひとつ。「今の自分の良さを審査員に見てもらえた。久々にコンクールで賞をとれたので嬉しい」と笑顔で語る。
北原さんがピアノを始めたのは4歳から。ピアノの魅力は「同じ音でも自分で様々な世界観を創り出せるところ」と話す。現在も通うクレッセント音楽教室(下落合)に入ったのは幼稚園の年長から。北原さんが師事する石井晶子代表は「北原さんは一つひとつの音が綺麗で透明感があり、技巧でも聴かせられるタイプ」と評価する。
音大進学をめざしているため、今年は勝負の年。受験勉強と共に、様々なコンクールにも挑戦する。「大きなホールでも遠くに響かせられるよう、身体全体で表現できる演奏をめざしたい」と今後の抱負を語った。
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