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夜間中学のニーズを調査 県教委がアンケートを実施中

教育

掲載号:2021年2月26日号

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県が配布しているアンケートとチラシ。アンケートは日本語以外に10カ国の翻訳版で対応している
県が配布しているアンケートとチラシ。アンケートは日本語以外に10カ国の翻訳版で対応している

 神奈川県教育委員会が、夜間中学で学びたいと考えている県民がどの地区に住んでいるかなどを調査するためのアンケートを行っている。

 夜間中学は「中学を卒業していない人」「中学校を卒業したけれども、十分に義務教育を受けられなかった人」「外国籍の人で、日本の義務教育にあたる教育を受けられなかった人」などが通うことができる学校。昼間の中学校と同じく公立の中学校で、週5日間授業があり、昼間の学校と同じ教科を勉強する。公立中学校の教員が指導してくれ、授業料はかからない(教材費除く)。現在、神奈川県内には横浜市と川崎市に公立の中学校夜間学級がある。2022年4月には相模原市が相模原市立大野南中学校の分校として夜間中学の開設をめざしている。

 県教育委員会は、相模原市域外からも生徒が通えるように県内の市町村教育委員会と検討しており、今回のアンケートはそのニーズなどを調査するためのもの。アンケート用紙は市内では市役所や公民館などに配布されているほか、神奈川県教育委員会のホームページからも回答可能。実施は3月23日(火)まで。アンケートに答えられるのは県内在住(横浜市、川崎市、相模原市を除く)の16歳以上で、夜間中学での学び対象に該当する人。詳細は県ホームページで確認を。

 秦野市近郊には自主夜間中学「あつぎえんぴつの会」がある。代表の岩井富喜子さんは「夜間中学の存在をまず知ってほしい。そして、学び直したい人はアンケートに答えてほしい。また、学び直したい人を知っている人は、その人に教えてあげてほしい。かつて夜間中学は戦争などで義務教育を受けられなかった人の学びの場だったが、近年は外国籍の人や中学校へ通いにくくなった若い人たちの学び直しの場として注目されています」と話している。
 

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