秦野市はコロナ禍での経済回復対策として40%の還元率となる食事・買い物応援事業「はだの元気プロジェクト!地元応援クーポン券事業」を実施することを決定した。3月8日から登録事業者の募集が始まっている。
同事業の運営主体は秦野商工会議所、秦野市、秦野市商店会連合会、秦野市西商店会連合会、中栄信用金庫、秦野市農業協同組合が組織する秦野商工会議所地元応援クーポン券実行委員会(佐野友保会長)。
委員会は3月4日に設置され、翌5日に秦野市議会で可決された2020年度補正予算(国庫支出金を活用)を財源として実施される。
登録店で5千円利用でクーポン券
同事業の対象は、秦野市内在住者、在勤者、在学者。事業の実施期間内に市内登録店を利用し、専用のスタンプが押された領収書(領収証・レシート)5000円分(税込)を集めて専用申込用紙で応募すると、応募者に2000円分のクーポン券(500円×4枚綴り)が発行されるというもの。領収書は合算可能で、送られてきたクーポン券は登録店舗で利用することができる。
クーポン券の発行総額は1億8000万円で、還元率は40%となる。9万人への還元を予定しており、開始時期は5月頃を予定。事業予算の上限に達し次第終了となる。
また、コロナ禍で影響を受けた農産物生産者支援のため、農産物のプレゼントも実施。これは、クーポン券の申込者の中から抽選で行うという。
工夫を凝らし切れ目ない支援を
秦野市は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済対策として、大きな打撃を受けた飲食店を対象とした独自事業「顔晴ろうはだのキャッシュバックキャンペーン」を昨年9月に実施。経済効果額は約2億7千万円となった。さらに続くコロナ禍の中で、11月にはプレミアム率40%の「顔晴ろう!市民応援はだのプレミアム商品券」事業も実施。今回も「切れ目ない支援」をめざし、これらに続く第3の経済対策として行うという。
同委員会の設立に際し、佐野会長は「これまで、あの手この手とさまざまな事業を実施してきた。今回も広く多くの方々に利用してもらえるような工夫をこらしている。みんなで取り組み、経済活性の一助となれば」と話す。
登録店の受付開始1次締切は3月末
事業実施に先立ち、3月8日から登録店の募集が始まっている。
登録による事務手数料は無料だが、登録ができる事業所は本店が秦野市内に所在し、かつ市内で小売業・飲食業・サービス業等を営む店舗(一部除外あり)に限る。
また、感染症対策を強化するため、県が実施している「LINEコロナお知らせシステム」への登録など感染症対策に取り組んでいることが条件となる。そのほか、領収書(領収証、レシート)を発行し、実行委員会が提供するスタンプを押印できることなどが申込要件となっている。
申し込みの1次締め切りは3月31日(水)まで。1次締め切りまでに申し込みをした事業所は、クーポン券応募時の登録店一覧に掲載される。最終締め切りは4月20日(火)まで。
登録店申込書は秦野商工会議所、市産業振興課(市役所西庁舎1階)の窓口のほか、秦野商工会議所または秦野市のホームページからダウンロード可能。必要事項を記入し、同実行委員会事務局へ期間内に申し込む。
問い合わせは同実行委員会事務局(秦野商工会議所内)【電話】0463・81・1355へ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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