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秦野 社会

公開日:2021.11.19

外国籍の子どもらに支援
秦野名水ロータリークラブ

 秦野名水ロータリークラブ(鈴木和夫会長)が10月21日、秦野市へ音声翻訳機や教材などを寄贈した。



 同クラブの例会で行われた寄贈式で市教育研究所の丸野研二所長に鈴木会長から目録が贈られた。同クラブはこれまで市内の小中学校や幼稚園に通う外国籍の子どもたちへの学習支援や日常支援の一環として、音声翻訳機の寄贈を続けている。丸野所長からは「有効に活用させていただき、子どもたちの支援につなげていきます」と感謝の言葉が述べられた。



 贈呈式後は同研究所の石井陽子指導主事が、プロジェクターを使い「秦野市における外国につながりのある児童生徒への支援について」の講演を行った。秦野市内の外国籍の児童生徒は229人(5月1日現在)。市内には小学校8校と中学校4校に国際教室が設置されている。英語、韓国語、ラオス語、クメール語(カンボジア)、中国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タガログ語、ベンガル語などを話せる日本語指導者12人による協力や、上智大学短期大学部の学生による支援があるが言葉の壁を乗り越えるのが大きな課題。音声翻訳機はコミュニケーションに役立っているという。



 同クラブではこれからも継続して支援を続けていきたいと話している。写真は、秦野市からの感謝状を手渡す丸野所長(右)と受け取る鈴木会長(左)。

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