クレッセント音楽教室(石井晶子代表・秦野市下落合)の生徒が、今年の春から夏にかけて行われた世界最大規模のピアノコンクール「2022年ピティナ・ピアノコンペティション」に出場。ソロ部門、デュオ部門にエントリーした13人全員が奨励賞以上の賞を獲得する健闘を果たした。
地区予選を経て地区本選、全国大会とつながる同コンクールは、最難関といわれるほど。そんななかで全国の決勝大会に同教室から2人が進出した。
ソロB級本選では、三宅唯月さん(青山学院横浜英和小3年・小田原市在住)が第2位を獲得。神奈川県内からエントリーした奏者の中では最高位となった。三宅さんは「一つ一つの曲に向き合って頑張ったので、賞がもらえて嬉しかったです」と喜びを語った。
また、ソロF級本選では韓智由(はんちゆ)さん(東京都立総合芸術高2年・府中市在住)が第3位を獲得した。韓さんは「今年、F級全国大会進出の経験を糧にして更にステップアップします!」と今後の抱負を語った。
そのほかの成績優秀者とコメントは次の通り。
【本選優秀賞】
▽連弾初級A/箕浦妃里(ひより)さん(秦野市立南小2年)「練習は大変だったけど、連弾はとても楽しかったです」・宮田怜さん(海老名市立上星小1年)「賞をもらえた時は心が晴れたようにとてもうれしかったです。もう少し上手になったらドビュッシーの『月の光』を弾けるようになりたいです」▽連弾初級C/加藤葵さん(秦野市立末広小6年)「小学校最後の年に連弾で優秀賞をとることができて嬉しいです。ソロも頑張りたい」・古川諒(まこと)さん(秦野市立大根小6年)「優秀賞は嬉しいけど、全国大会に進めなくて悔しいです」▽ソロF級/多田衣織さん(県立厚木高3年・秦野市在住)「リストの『鬼火』は難しかったけれど、楽しく弾けて良かったです」
【本選奨励賞】
▽連弾初級C/三宅唯月さん・杉山祥一さん(座間市立相武台東小5年)「連弾が楽しかったです。これからも頑張ります」▽連弾初級C/木村咲瑛(さえ)さん(伊勢原市立成瀬小4年)「奨励賞を取ることができて嬉しいです。来年は全国大会に行けるよう頑張りたいです」・吉田優莉(ゆうり)さん(大磯町立国府小6年)「ペアを組んで初めてのコンクールで入賞できてとても嬉しいです」▽ソロA2級/三宅達己(たつき)さん(富水幼稚園年長)「ステージで弾くのがとても気持ちよかったです」▽ソロA1級/杉山晴香さん(座間市立相武台東小1年)「きれいなホールで弾くことが好きなので、これからも頑張ります」▽ソロF級/重田理央(りお)さん(県立小田原高2年・秦野市在住)「悔しい結果でした。より深い表現をできるように、努力していきたいです」
また、生徒らが優秀な成績を収めたことにより、同教室の石井代表が10回目となる指導者賞を受賞した。
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